「カムライトライブ」をレビュー!王道育成RPGゲーム

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「スマホのRPGってゲーム性よりもコレクション重視のゲームが多くないですか?」 何かもうガチャがメインで育成はオマケみたいな。

思うにキャラクターが多すぎて一人一人に感情移入しづらいところがあるのかなと。さすがにそれぞれにエピソードとか用意されていないゲームが多いですし。

今回プレイした『カムライトライブ』ってRPGはキャラクターの数は普通に多いのですが、一人一人のキャラクターがしっかりと作り込まれているので育成が楽しいです。

何より育成のやり方が他のスマホRPGとは違います。キャラクターとのやり取りが豊富に組み込まれていて、時間をかけて育成するシステムになっています。

単純にパラメータを振り分けるだけではない仕組みでして、専用のストーリーがあるので色んなキャラクターの人となりが知れます。更には(育成外ですが)各キャラクターが漫画で描かれている力の入れようです。

 

ゲームの基本情報

  • 題名:カムライトライブ
  • 種類:RPG
  • 記録:オート
  • 画面:縦向き固定
  • 料金:アプリ内課金あり

他のスマホゲームとは異なる育成の仕組み

カムライトライブはRPGジャンルなので、できる事の基本ベースは他のスマホRPGと同様だったりします。

メインストーリーのクエストがあって、オンラインというところでギルドや育てたキャラを闘技場で他のプレイヤーと対戦したり・・・etc

キャラクターを主にガチャで入手するのも同じです。

カムライトライブ~ゲーム画面2

 

大きく他のゲームと違い、カムライトライブならではな遊び方が『修行』と呼ばれるキャラクターの育成。そして『マンガ』が読める点です。

この2つのうちの『修行』については、カムライトライブのメインコンテンツとも言えるほど多くの時間を注ぎ込むことになります。

というのもキャラクターに関しては入手したら直ぐにバトルで使えるわけではないからで、ここが他のゲームとは違い凄く特殊な点ですね。

カムライトライブ~ゲーム画面3

 

キャラクターは修行しないとバトルに参加できない

キャラクターには『修行キャラ』と『バトルキャラ』と2種類あります。

ガチャ等で入手したキャラクターはまず、修行キャラとなります。修行キャラの状態ではバトルに参加できません。

カムライトライブ~ゲーム画面4

 

修行キャラは『修行』を行うと、バトルキャラとなってクエストに参加できます。

直ぐにバトルを楽しみたい人にとってはちょっと面倒なシステムですね。賛否両論ありますが自分は育成が楽しかったのでさほど気にはなりませんでした。

クエストまでの流れをまとめると↓のようになります。

1.ガチャ等でキャラクターを入手

2.入手したキャラクターは修行を行いバトルキャラへ

3.バトルキャラを使ってクエストを行いストーリーを楽しむ

 

因みにバトルキャラは初期状態で3人使えるキャラがいますので、いきなりクエストは行えます。ただ育成しないと進めるのには苦労します。

カムライトライブ~ゲーム画面5

 

キャラクター同士の絆を描く修行の魅力

カムライトライブのメインである育成についてです。

何を育成するのかですが、カムライトライブの場合は装備品が存在しないので、ステータスとスキル(技)の2種類だけとなります。

 

ではどのように育成するのか。大体のゲームなら ポイントを割り振る というやり方が多いですよね。実はカムライトライブもポイントを割り振る基本は変わりなく、むしろポイントの割り振りを凄く拡張したイメージです。

変わっているのがまず最初にキャラクター自身のレベルを上げます。そうすると修行で成長しやすくなります。

カムライトライブ~ゲーム画面6

 

準備が整ったら画面から『修行』を選択、すると修行するキャラクターである主人公を決めて、更にお供となる仲間デッキを編成します。

このデッキの組み合わせがどのように成長するか、修行中の内容にも大きく影響します。

カムライトライブ~ゲーム画面7

 

ここから具体的な修行内容について。キャラクターに 特訓 させて能力値を鍛えるのですが、1回やって終わり!ではないのが変わっている点です。

回数というか日数が単位なんですけど、全部で32日間も特訓を行います。ですが全部が特訓ばかりだと飽きてしまうのでコースがあります。

ゲームが和風な世界観により1の巻、2の巻、3の巻、4の巻って呼んでまして、大きく4つのパートに分かれています。

カムライトライブ~ゲーム画面8

 

1つのパートは8日間です。8日目にはイベントとして、特訓の成果を試す意味で バトル が発生します(4の巻だけラスト3日間は連戦ですけど。)

カムライトライブ~ゲーム画面9ラスト3日間のバトルはこのカムライ選手権大会に参加して行います

 

1日の中には『午前』と『午後』があって2回、仲間とのストーリーパートを楽しみます。

カムライトライブ~ゲーム画面10

 

この修行の中にストーリーが組み込まれているところが、ただの作業にならないので良いですよ。RPGでいうサブクエストを楽しむイメージに近いです。

それにただ会話を楽しむだけではなくてちゃんと育成にも影響します。

仲間との絆が上がって成長の度合いが変わったり、会話には選択肢があったり、会話の中で仲間が持っているスキルを覚えたりと、修行の中には細かな要素が多くて意外と奥が深かったりします。

カムライトライブ~ゲーム画面11

 

話を戻して。午前と午後のストーリーの間に『特訓』が入る形なので

1日の流れ : 午前 → 特訓 → 午後

という流れになります。それが32日間もあるので、ストーリーが入る数は非常に多いです。

カムライトライブ~ゲーム画面12特訓にはスタミナを消費しますので、たまに休息を入れる必要があります

 

パワプロと似ているらしい修行の仕組み

カムライトライブ~ゲーム画面13

 

修行の中でメインの育成方法である特訓のやり方は実に作業的です。

まず何を鍛えるかで特訓の種類は6種類から選びます。

特訓の種類 : 腕力、技術力、持久力、脚力、基礎力、集中力

すると特訓の内容に応じて4つのポイントのどれかが増えます(ここでも手伝ってくれる仲間の存在は影響します。)

鍛えられるポイント : 力、技、体、心

得た4つのポイントを使って HPや攻撃力といった能力値 をアップさせる事ができます。

カムライトライブ~ゲーム画面14

 

ただし能力アップに必要なポイントは1種類だけではなくて複数種類が必要です。ここが少し頭を使います。

例えば、素早さを上げるためには『技』が10ポイントと『心』が6ポイント必要です。また能力アップはステータス以外にもスキルのレベルも上げられます。

カムライトライブ~ゲーム画面15

 

一連の修行を終えると獲得したポイントは無くなってしまうので、いかに上手く使いきるかを考えないといけなくって。(言い換えると修行を最終日まで終えてしまうと成長をやり直す事ができないのも注意。)

とはいえ4つのポイントは至るところでバンバン貰えるので(特に後半の日数になるにつれて)つい能力値を上げるのが楽しくなります。

カムライトライブ~ゲーム画面16

 

ポイントの割り振りはちょっとパズル要素のあるこの育成システム。RPGとしては斬新に思いましたけど、ユーザーレビューを見てみると何人もの人が パワプロと同じような仕組み と言っていますので、パワプロを遊んだことがある人は理解が早いのではないかと思われます(私は未プレイ・・・。)

 

直ぐに結果を出したい人向きではない理由について

カムライトライブは時間の無い人にはちと厳しいかもですね。じっくり時間をかけてキャラクターを育てていくのが醍醐味のゲームなので。

1回の修行に2時間は見ておきたい

独特な修行のやり方は面白いのですが、時間を結構使ってしまいます。

一つ一つのストーリーはさくさく進みますけどね。いかんせん数が多いので。

また、何を鍛えるかを考え込んでしまうと「気づいたらもうこんな時間・・・!?」なんてことも。1キャラ1回修行するのに余裕を持っても2時間は見ておいた方が良いです。

それを色んなキャラクターで何回も・・・と考えると「うひゃー」ってなります。

ついクエストの存在を忘れがちになるので、ほどほどに切り上げてメインストーリーを楽しんだ方が良いかと。

でも修行をしないとクエストで使えないので、ジレンマです。

 

ガチャの確率は渋いらしい

ユーザーレビューの声なんですけど、低評価の多くがガチャに関することだったりします。

(これはまあこのゲームに限らずというか・・・。)

一応、無課金でもゲームを楽しめる要素は沢山あるように思いました。

キャラクターはボイス付きですし、あと漫画が読めるのもあってコンテンツの量としては豊富に思います。漫画とメインクエストのストーリーは全く同じではないですがリンクはしています。

ただし豊富な分ダウンロード容量が多いのは注意です。Wifi環境は必須。

カムライトライブ~ゲーム画面18

 

一番の魅力はキャラクターの会話が豊富な点

RPGはいかにキャラクターに感情移入できるかが大切に思います。

メインストーリーだけでは語られない部分もサブクエスト等で意外な一面とか、内面の性格が見えてくることで愛着がわきますよね。

その辺りがカムライトライブではただの設定に終わらずに、キャラクター同士の会話で細かに見られます。

カムライトライブ~ゲーム画面19クールなキャラのイツキがまさかのニンジン嫌い

 

カムライトライブの場合はクエストと修行、更にはキャラクター毎に紹介の漫画が用意されていますので、キャラクターに感情移入できるポイントが多いです。

カムライトライブ~ゲーム画面20

 

まとめ:キャラゲーではあるがクオリティは高い

最後に、ここまでずっとキャラクターのことばっかりでしたけどゲームの世界観も大切な要素なので軽く。

改めてゲームの世界観ですけど、和風のファンタジーです。

スキルのことを『神式(しんしき)』と呼んでいたり、敵は『ケガレ』とか用語もそうですが、ワールド、キャラクター含めて全体的に和の雰囲気です。『オロチ』とか。

和といっても近代科学的なのはなくてシンプルに剣と魔法のファンタジーですね。

カムライトライブ~ゲーム画面21

 

和風ファンタジーが好きでRPGでもサブクエストとか好きな人はドンピシャではないかと、ここまで育成に力を入れたゲームは中々ないと思います。

 

以上です!

そういえばカムライトライブの漫画も、ジョーカーや戦国炎舞のように漫画だけ読めるマンガアプリがあったと思います。

なのですが、ゲーム内で漫画を読んだ方がガチャを引くのに必要な虹水晶というアイテムが手に入るのでお得です。

 

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